Bella Giornata

晴れの日も雨の日も電波を撒き散らし続けるチラシの裏系ブログ兼備忘録

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定刻発車

実家に帰る途中、東京駅構内の書店に平積みされていたので新幹線の中で読んでみました。

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?

世の中にこれほどタイムリーな本もないと思いながらも(ちなみに本の初版発行日は5月1日。実際に書店に並んだのは事故の直前直後くらいでしょうか)、いろいろと考えさせられる本でした。
貧弱な設備(拡張可能性の低い駅プラットフォーム、複々線化の遅れなど)と世界に類を見ない需要。そして、このギャップを埋めるための鉄道関係者の努力の数々。本当に頭が下がるとしか言いようがありません。

本書にこのような趣旨の文章があります。(本を実家に置いてきてしまったので文章はうろ覚え)

東京駅にニューヨークのグランドセントラル駅のような設備があったら(グランドセントラル駅は利用客が下手をすると1月で新宿駅の1日分程度しかいないのに発車番線が…<数字を失念>本もある。一方東京駅の東海道新幹線は2本の発車番線で1日216本の列車を裁いている。と言う話がこの文章の前提としてある)ここまで日本の鉄道関係者は定刻発車にこだわっただろうか。実際には設備の増強が難しいために、これを補うべく鉄道関係者は定刻発車をはじめとする超高効率の輸送を実現したが、逆に人的努力によってこれらの問題を解決してしまったがゆえに設備の増強が延ばし延ばしになってきた面もある。

結局、日本の鉄道システムは現場サイドの努力と、乗客の協力(この辺についてはいろいろと本書の中に詳しい)に寄りかかって破綻を免れてきたと言えるわけで、これらがもはや限界に達した今(もっとも、今を乗り切ればもう数年後には通勤客も減り始めるから平気になる。それまで我慢しろと言う考えもあるでしょうが)、今まで棚上げに棚上げを重ねてきたハード面の強化がやはり避けられないのではないでしょうか。
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  1. 2005/05/02(月) 01:10:31|
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精神論ではない対策を求む(脱線事故)

 JR福知山線(宝塚線)の事故は、厳しい運行状況をフェイル・セーフの考えもなく、現場の緊張感に大きく依存していたことが、その背景にあることが明らかになってきた。  「背景」というよりむしろ「主因」であると私は考えている。現場の(非現実的な)緊張の持続に頼る
  1. 2005/05/02(月) 01:18:29 |
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